【毛材のクリンプ加工による効果】
液晶用ガラスなどの精密洗浄に使用されるブラシロールの毛材(フィラメント)にクリンプ加工(波付け加工)を施すことにより、洗浄液など水分を含んだ時の毛材同士の密着を軽減し、より表面密度の均一なブラシロールとなります。
【ブラシロール表面密度の比較】
<線径φ0.07mm ストレート毛材>
-乾燥時-
-含水時-
- 極細の毛材のため水を含むことで互いに密着してチャンネルごとに束になり、チャンネルによる隙間がはっきりと現れます。
<線径φ0.07mm クリンプ毛材>
-乾燥時-
-含水時-
- 同じ極細の毛材でもクリンプ加工を施すことにより水を含んでも毛材同士の密着が軽減され、乾燥時と変わらない表面密度が均一なブラシロールとなります。